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最終更新日:2009/ 4/17
なんか先週の日記が全然更新されなかったけど…今回はどうやろ?
ごきげんよう、のえるです。
4月も中旬にさしかかり、多少薄着の洋服を出さないといけないような時期になってまい
りまいた。
(そう思ったらまた寒い日がたまにあるけど)
今月はいよいよ「真剣で私に恋しなさい!」の体験版です。
4/21発売のテックジャイアンにて付属されますので、発売日は購入必須です。
みなとそふと公式HP(年齢制限アリ)の川神通信にて画面写真が載っております。
その画面を見ればわかる人には「ああ!このゲームシステムか!」と納得。
あとは実際に体験場で触れてみろ、ってコトですね。
と、まじこいはここまで。それでは久々にきみある話へ〜。
【ゲーム製作ウラ話(11)「シチュエーションと演出のバランス」】
以前ウラ話の1〜3で演出云々の話をしました。
今回はひさしぶりにソレ系+αのお話です。
ここを見てくださってる人は当然揚羽さまもクリアされたかと思いますが、その揚羽さま
の久遠寺家での自室についてです。
2Fの空き部屋に「世間勉強だ」とやってくる揚羽さま。
多少強引だが久遠寺の人たちには好意的(?)に受け入れてもらっいましたね。
その際、自室を自分の好きなようにカスタマイズしてしまいます。
結果は、和風お座敷部屋になりました。…洋室を和室に一夜でするってスゲー。
その事に関してゲーム中でもレンは驚いているのですが、せっかくなのでプレイヤーにも
「一夜で洋室→和室にする」という事はスゴイ事なんだ!と認知して欲しいと思いました。
そうなると画面的に、ただ切り替わって和室が表示されるだけではインパクトは弱い。
ここはワンクッション置ける演出が必要と判断。
そう考えた時に「和室」を引き立てる演出として一番最初に思いついたのは…
「餓狼伝説SPECIAL」 ギース=ハワード:ステージ
です。あのふすまが3回開いて和室がある演出はお手軽+定番ではあるが、一番印象が強
くなります。(ちなみに次に思いついたのは瀬戸の花嫁第13話)
揚羽さまの部屋にふすまが何個もあると不自然なので1回しか開きませんがそれで十分。
実際つくって見て動かすと、なにもしなかった時よりよほど和室が強烈に。
ここで不自然ってなら「ふすまが開く」という時点でレンは和室と気付くなりするんじゃ
ねえのか? という事。
アニメでもゲームでも、この辺りの「矛盾」ありきのバランスが必要だと思います。
たしかにレンが部屋を見ようとして襖になってるという時点で「あれ?」と思うのが当然
です。現実にこのような場面があれば、
(1)まずドアが襖になっている事に気付く
(2)不振&不安に思う
(3)おそるおそる、ソ〜っと開けて室内を見る
というのが自然です。
ですが「今からレン(=プレイヤー)に和室をつきつける!」というシチュエーションが
重視される場面では、そういった矛盾を超えて「過度な演出」を追加します。
ただ、こういった「心情」を反映させるような演出は、物語核心でのシーンには使用しな
い方がいいですね。
こういった部分はあくまで「ノリ」が許されるシーンのみで。
思いついたからといってなんでもやっていいワケじゃない。
バランスを考慮できるかどうかも、スクリプトで演出組む時には重要です。
ただ…私はプログラムも毎回向上させたがるし、スクリプトも常に新しい事をしたがるの
で時間が本当にありません…って事が多くなります。
開発が本格化するとすぐ会社に泊まりこんでます。
年末年始を自宅で過ごしたことはここ数年で1回ほどしか…。
とまあ、今回はこんな話で。
それえはまた、ごきげんよう。
買物余談。
新しいモニタを購入。LG電子製品の24インチワイド。今週末に配送されてきます。
いままではトリニトロンだったので綺麗なんですが、サイズがなんと15。
自宅で作業しようとするとすぐ画面が手狭になってしまいました。
…まあ、新しいモニタのおかげで「ついでに」某狩猟ゲーFも綺麗で大きな画面で遊べる
ようになります。ついで、です。ついで。
時が経つのは本当に早い……
こんにちわ、G.Fです。
今週は打ち合わせやら仕込みやらで過ぎるのが早かったです。
肉体的には忙しいというわけでまだないですが、先の予定を詰め込む
時期なので精神的な忙しさを感じる今日この頃です。
もう少し先に進むと、諸々転がりだすと思いますが、今は転がす坂道を整備中。
転がりだせば、あとは方向性の調整を行いながらスケジュールを進行していく
形になるでしょうが、それまでは準備をしっかりやっていかなければ、
脱線したり、途中で引っかかって止まってしまいますからね。
そんなこんなで4月の中旬。
世間的には新学期やら、新入社やら節目の時期ですが、図らずもこの時期に
新らしい仕事を開始していると、なんだか気持ちも新鮮な気持ちで望めそうです。
季節によって感じ方が変わるというのは、やはり面白いですね。
自分が単純なだけかもしれませんが、昼や夜でも心の持ち方は変わりますし、
モンスターの配置も変わります。
季節によって出会える花やモンスターも違いますし、それぞれの季節の違いを
実感することもまた風流ですよね。
……おや?
また、オンラインが混戦したようですが、気にしないことにしましょう。
さて、今週のみなとそふと情報も、まじこいの体験版へのカウントダウン!
公開は4月21日!!
それまで……待機!!!
さてさて、来週の更新ではのえる氏共々狂喜乱舞してることでしょう。
ということで今週はこの辺で。まじまじ。
ディレクター G.F