てってってー、てってっててー♪

てってってー、てってっててー♪

ごきげんよう、のえるです。

ＰＳＰのアイマス…買ってしまいました。

買ったのはムーンだけですけど。ちひゃー、ちひゃー。

…閣下も入ってれば完璧だったのに…くっ。

それでは今回のお話〜。

【ゲーム製作ウラ話（７）「ＰＣ→コンシューマへの移植作業　その３」】

前回の話は要約すると「ＰＣ→ＰＳ２自動コンバートしてとりあえず動かすと、ＰＣ用の

年齢制限のあるシーンまでばっちり可動して慌てふためく＞私」でした。

さて。

ここまではＰＣにもあるシナリオのお話です。

では「ＰＳ２オリジナル要素」での話。

新規の（追加含む）シナリオはシナリオライターさんから来るテキストをベースに仕上げ

ていきます。

この元になるシナリオには当然ながらスクリプトの命令は書かれておりませんが、ライター

さんが色々と注釈を書いてくれていることも多いので参考にします。

こーゆートコに書かれてるのが、「フェードイン／フェードアウト」といった結構スクリプ

トを意識した指示もあれば、

（可能なら何か湯気っぽいエフェクト）

みたいな「できたらお願いしたいんですけど？」みたいな文章の場合もあります。

ただ、こういう完全に新規シーンを構成する場合に注意するべき事が。

それは一言でいえば「既存シーンとのバランス」です。

基本的に私は「セリフをしゃべるキャラ＋それに関わるキャラ」を１セリフ毎に立ち絵を

切り変えて表示したがる性分なのです。

しかし既存のシーンとのバランスで、その頻度をわざと落としたり更に動かしたりします。

立ち絵のポーズが同じで表情違いの絵を「差分」と呼びますが、その差分の使い方も気を

使います。

例えば「キャラが怒ってる」というシーンでは、使用する立ち絵も当然怒った表情を使用

します。

しかし、そのシーンで更に怒っている場面があったりすると、あえて１ランク「怒り」に

届いてないような表情（「悔しい」とかそういった感じ）を使用することも。

また「怒り」の立ち絵を効果的に使用するため、その前後の立ち絵を何度も検討したりし

ます。

ゲームしているとほんの数秒で切り替わっていく立ち絵ですが、制作時には何度も何度も

繰り返してシナリオの雰囲気や流れを殺さないように調整しています。

場面によってはそのシーンだけで丸々一日を費やしてしまう場合もあります。

エフェクトのサイズや表示時間を何十回も調整したり。

ＰＳ２版「君が主で執事が俺で」で何度も調整した覚えがあるのは、揚羽ルートの終盤で

レンと小十朗の元に揚羽が来たときのシーンです。

シナリオにはなんの演出指示もなかったのですが、ついつい思いついて演出を作ってみた

らどうにも本気になってしまい、デザイナをふんずかまえて新たに演出素材を作らせてし

まいました。

どのシーンかわからない人は是非プレイしてみて下さい。

…と、ちょっと長くなったので今週はこれで。

ちょっと作業内容的要素の多い回が続いたので、次回は別ベクトルの話をしてみます。

それでは、ごきげんよう。

液晶蛇足。

先週日記に書いた８００ｘ６００のＵＳＢ液晶。

サブディスプレイとして本当に必需になった。

仕事でも有用だけど、やっぱサブモニタは便利です。

専用のスタンドもあるそうなので、そのうち買ってくるかもしれない。

冬に戻りました。冬のファンタジー。

Ｇ.Ｆです、こんにちわ。

このまま春になると季節感が崩壊するとか言っておきながら、

急に寒くなられてもこれはこれで季節感がなくなります。

我侭かもしれませんが、仕方ないですよ。ﾀﾞﾒ人間だもの。

さて、先週本を読もうと言っていましたが、早速数冊買ってきて

電車の中で読んでいます。

とりあえず気になっていた「ミスマルカ興国物語」を読み、気に入ったので

その前作にあたる「戦闘城塞マスラヲ」に手をつけ始めたところです。

世界観設定が面白く、気軽に読める感じなので、ラノベリハビリにはいい感じです。

落ち着いたら、溜まっている西尾維新氏の本を制覇しなければ。

刊行ペースが速い上に戯言シリーズの文庫版まで買いなおしてるので、

溜まりに溜まっています。表紙の書き下ろしはズルイ。

あ、もちろん未だに続けている狩りゲーでは、今更取っていなかった

増弾のピアスをゲットして、教官を驚かせてやりました。

以前は苦戦した訓練も割と楽勝でしたが、今更自慢する相手もいないのでここで報告です。

これで夢だったモロコシに装填数ＵＰがつけられます。拡散ばんざい。

あとＴＡＴＩさん復活ばんざい。

さて、今週のみなとそふと様の更新情報は、

２-Ｓ女生徒人気投票結果と、クッキーのキャスト発表！

人気投票は、自分も投票した小雪がトップ。嬉しい限りです。

しかし、マルギッテも気に入りそうな雰囲気はあるので、今後に期待。

さて、さてさて。毎度お楽しみ、マスコットキャラのキャスト発表ですが……

なんと言いますか、今回は言葉がありません。もちろんいい意味で。

デニーロもすごかったですが、今回は多少ベクトルが違ってド直球でした。

もちろん２形態とも……。第３形態はどんなことになるのでしょうか大期待です。

それでは今週はこの辺で。まじまじ。

ディレクター　Ｇ.Ｆ