新作/君が主で執事が俺で〜お仕え日記〜/忠誠を誓う口づけを…

第52回 2009/ 1/25

「どんな絶望の中でも、人の心から、光が消えることはない!」


というセリフ(出典:「大決戦!超ウルトラ8兄弟」)が今の心の支えです。

ごきげんよう、のえるです。DVD限定版買ってきたにょー。



とある事情で大忙しすぎて年末年始もフル稼働中のため、段々とフィギュア購入度合いが

加速してまいりました。

figmaの八神はやて(なのはStS)とかグッスマの鑑純夏(マブラヴ)とかを買い

ましたが、ここ最近の一番の買い物はやっぱり同僚がホビコンで買ってきてくれた「稼動

少女・高町なのは」です。お値段1万8千はダテじゃない!



ちなみに今目の前では、八神はやてがシュベルトクロイツを高々と掲げたポーズで、野菜

ジュースの缶の上でふんぞりかえってます。



さて。それではそろそろいつものウラ話へ…。



【ゲーム製作ウラ話(3)「演出の追加とボツ案 その2」】



前回に引き続き演出話を。



基本的に私の演出は「思いついた!」という場合以外は、タカヒロさんのシナリオをくみ

とって場面に合わせた演出をするように心がけてます。

その一つに「ハルの種割れ」があります。


「種割れ」という言葉でそのシーンを見てない人(共通ルートだから未見=未プレイか?)

でも「機動戦士ガンダムSEED」のパロディだとわかると思いますが、このシーンでは

普段おとなしいハルが一時的に「覚醒」するというシーンです。


PS2版ではソレっぽいムービー(正確には低フレーム動画風のパラパラ演出)が入りま

すが、当然「いれよう!」と思った時には素材はありません。

この演出を思いついて完成するまでの流れは、


(1)キラとシンの種割れを動画で比較→個人的にキラverが良かったので採用

(2)PCで種割れシーン動画を編集して十数枚のパラパラ素材にする

(3)フレームバッファ配置を考慮して画像を加工・編集

(4)スクリプト&プログラムに「種割れ」演出を追加

(5)実際に動かして「うわ! 馬鹿だなぁ俺!」とゲラゲラ笑う

(6)デザイナさんに実際の画面を見せながら素材作成依頼

(7)NONキャプチャのオリジナル素材が完成したら差し替え

(8)テストして完成!


という感じになっています。

正直デザイナ泣かせです。わがまま聞いてくれて感謝感謝。


ちなみに、同シーンパロディの参考としてちゃんとフルメタふもっふも見ました。

あっちはあっちですスゲーもんが割れるけど。



まあこういった「シーンに合わせた演出」は多少素材集めや調整に時間をとられますが、

「完成形」のイメージがしっかりしてるため、それほどの苦労はありません。


ですが自分で思いついた演出などは苦労が耐えません。

何度も入れては外し入れて外ししてます。


今回結局外した演出の中には、「画面放置演出」があります。

内容は文字通りプレイ中操作をせず放置していると発生する演出ですが、全ての場面で

発生するワケではなく、演出背景の「しばらくお待ちください」画面の時に発生するよ

うな仕様になってました。


「お待ちください」画面の時もメッセージウィンドウは出ているので、ボタン入力まで

は画面が切り替わりません。その時だけ発生する演出が一時期入っていました。


といってもココの演出は地味でした。

ただ放置してるとそのうち、画面右側からコメントが流れてくるといったモノです。

そうです、某動画サイトの画面パロです。


とりあえず思いついて実際に組み込んでみたのですが、なんというか…



「あまりにも無意味!」



と思い削除しました。

「無意味な演出」というのはある程度まではかまわないと思うのです。しかし、コレは

入れてしまうとプレイヤーのモチベーションを唯々低下させるダケに思いました。


簡単なモノとはいえ、この演出を削除するとそれに費やした時間は無駄になってしまい

ますが、このあたりの決断は客観的にできないと作品が死んでしまいます。


余談ですがこの演出。絶対に発生しないようになっていますが、コード自体は収録され

ています。ただデータは全てバイナリ加工してるので、コードを見る事も出来ません。



こんなところで今回は終わりです。

それでは、ごきげんよう〜。



機動六課部隊長蛇足


この日記を書いている間にも何度かはやてのポーズを変更。

現在はシュベルトクロイツを横水平に構え、左手を前に突き出すポーズ。

相変わらず野菜ジュースの上にいますが。


なんとか生きています。G.Fです、こんにちわ。


時の過ぎるのが疾きこと風の如く、

仮眠をとること林の如く、

仕事すること烈火(not劣化)の如く、

帰らざること山の如し。


なんとか生きています。のえる氏も……まぁ、なんとか。


最近一週間を振り返っても、特に記憶に残っている事がないという……。

この日記を書くことで、「あー、一週間過ぎたんだ」と感じる程度です。


しかし、一度きりの人生これではいけない。

何があったか思い出してみましょう。



………。


………………。


………………………………。


//フェードアウト



うぉ、場面転換してしまうところだった。

本当に思い返すことがないですね。


あぁ、そうえいば、ようやくDLではないG級黒龍に会いにいけるようになりました。

喜び勇んで会いに行ったら、頭と翼が壊れた黒龍さんが呆れて現れました。


どうやら、大分前に友人に受けてもらったクエに参加して、部位破壊だけして帰った来たようですね。

しっかり討伐までしてあげないと、黒龍さんもリフレッシュできないようです。

これは失敬失敬。


すっかり電車で(狩りの世界へ)GOが日課になってしまい、

制限時間を通勤時間に置き換えてリアルタイムで時間に追われながら続けています。

しかし、そろそろ作る武器防具もなくなってきました。

早く、時間を作って新しい辺境の世界へ行ってみたいものです。



さて、のえる氏の演出話について、放置の演出については私もよく覚えています。

見せてもらったときは面白いと思いましたし、ADV画面にそういう演出をするのは

見たことがなかったので、いいのではないかと思いました。

「テキストウィンドウ」という定番の物があるためにそこ以外にテキストを流す、

という発想は、簡単な様でなかなか思いつかなかったです。

「し〜〜〜ん」等と、フォントグラフィックを流すような演出は見た事がありますが、

それとは少し違う物ですからね。

しかし、のえる氏曰く


「流行っている物を、流行っているから、で使うと、それは面白いを通り越してしまう」


ということです。

なるほど、と思いました。

確かに、流行は流行であって、その時だから楽しい、一過性の危険も含んでいます。

流行語が翌年には、呆れられる対象になるのと同じでしょうかね。

少し時間を空けて、ネタとして定着した時に使うのは良いと思いますが、

氾濫している時に使うと、「またか……」という風に見られてしまうことはあると思います。


もちろん、万人に受けるのは難しいことですが、画面的な面白さだけではなく、

時期的なもの、心理的なものも考慮できれば、よりよい演出に繋がると思います。

考えすぎてもタイミングを逸する事もあると思いますし、その判断を的確にてきるようになりたいです。




さて、真面目な話はこの辺で、今週も『まじこい』のキャストが発表されました。

今回はなにはなくとも榊原小雪、榊原小雪が大事です。

ようやく来たか、という感じで大喜びです。万歳です。

このキャラは、ヒロインクラスの人気が出るのではないか、と感じました。

早く登場シーンがみたいです。


しかし、榊原小雪で大喜びしていましたが、個人的に大串スグル、宇佐美巨人の両名にも

注目です。まぁ、多くは語りません。HPにて聴いてみてください。

大串の病的な感じもすごく良く分かりますし、宇佐美はウメ先生にあぷろーちをかける、

ふてぇ野郎との事ですが、まぁ、しょうがないかな、うん。という気分になりました。

マイナス印象もプラスに変えるキャストの力は偉大です。



さてさて、次回は、ついに本命ウメ先生のキャスト発表です。


今回のwagiさんのデザインで、今のところ一番気に入っているウメ先生。

そのキャストやいかに。

今週も風林火山を掲げながら、毘沙門天の旗に怯えながら待て!



それでは今週はこの辺で。



ディレクター G.F

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