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モノの見方/見せ方

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ごきげんよう、のえるです。


『モノの見方/見せ方』


秋葉原電気街口のすぐ横にあるラジオ会館。
こちらの老朽化が進み取り壊しとなるので、中にあるK-BOOKSやコドブキヤ等アキバ常習
者は大変お世話になっている店も移転となりました。
そのK-BOOKSが少し前に移転オープンし、コトブキヤももうすぐ開店です。

とりあえずオープンしてすぐK-BOOKSへ行ってきましたが...いままでと印象がまるで違い
ました。
何より感じたのが「品数の豊富さ」。
元々のビルよりも1フロアの広さが違うというのもあるかもしれないが、なぜ視覚的に
ここまで違うんだろう...と疑問に思いました。

そして以前のラジオ会館時のK-BOOKSを思い出してみると...なるほど。

新店と旧店の新刊フロアの一番の違いは「本棚の高さ」でした。

旧店では平積みの最新巻エリアはともかくとして、それ以外の既巻コミックが並んでい
る棚の高さが私の身長よりも低かったのです。
その為、フロアの端から途中の区分境界用に立ててある本棚までフロア内を見通すこと
が出来ました。

その点新店では平積みは以前と同じ感じですが、それ以外の場所の本棚が平均身長より
も断然高い位置まである本棚になってます。
それゆえに同スペースでの置ける冊数が格段に多くなってました。

人間の「視覚効果」として「家具等が視線よりも低いと広く感じ、高いと狭く感じる」
という心理効果があります。

普通ならば「広く感じる」方が良いのでは?と思うものですが、こういった商品を多く
並べている店舗...ましてや秋葉原のような街では必ずしもそうとは言えません。

わざわざ秋葉原にやってきた人間は、所狭しとならべられた商品軍団の中をウロウロし
ながら視覚的にも楽しむことを良しとする感覚が多々あります。
また、ただ歩いているだけで視覚にはいりやすい160~175cm付近の棚に、今売れている
商品などを入れておくと非常に有効です。

あと...これは私の感じたところですが、今までよりも格段に商品を並べるスペースが増
えたなぁと。
それによって今まで「商品として並べられるモノだが、置く場所がない」という理由で
店頭に並んでいなかったであろう商品も数多く並んでいるなと感じた。


店舗が移動しても、店の体制が変わってワケではない。
でも「所変われば品変わる」ではないけど、非常に良い新店舗展開だなぁと思った。

コトブキヤの新店舗も楽しみです。


というところで今週はこのくらいで。
それではまた、ごきげんよう。

秋葉原という街の存在意義

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ごきげんよう、のえるです。


『秋葉原という街の存在意義』


もやはネット通販が十二分に普及している昨今。
わざわざ店舗まで脚を伸ばして商品を購入することに、意義があるのか?

そんなテーマの話はちらほらと各所で聞いたりします。

でも最終的に「現物を手にとって購入する人がいるかぎり存在意義はある」ということに
おちつきます。
私は古い感覚の人間なのか、現物を手にとらないとおちついて買い物できません。

昔まだネット通販という文化がない時代、地方在住のためアニメグッズを通販購入した事
はありましたが、当時としては大冒険&博打でした。

直接脚を伸ばして購入する場合、となりの市までいかないとアニメイトがない状況。
アニメグッズを買い始めたのは小学生だったので、それはもう大変でした。


大人になってまだ東京在住じゃない頃、夏冬のコミケへ行く友人の車に便乗させてもらい
「コミケには行かず一日ずっとアキバ巡り」ということを。
夜になるとホテルへ戻るのですが、コミケ組は翌日のために夜中に出て行き私だけ朝9時
すぎに悠々とチェックアウトしてました。

その当時はメイド喫茶なんて文化は皆無で、同人誌も大手専門店がありませんでした。
土日になると路上ではたこ焼きや焼きソバが祭りでもないのに売られていて、献血広場と
よばれる広場では献血のない日はスケボーや3onバスケも見られました。

なんというか...秋葉原という街が今よりゆったりしてました。

一般でいう「オタク」が集まる場所ではありましたが、多種多様なオタクがはっきりと
区別できる状態でいりみだれてましたね。

ゲームオタとアニメオタは当時は結構分かれていました。
鉄っちゃんや模型オタやPCオタも各分野に特化してた気がします。

なによりメイドに限らず喫茶店などが少なく(そこそこあったけど目だってない)食事や
休憩、なによりトイレにこまった街でした。


でも今は...便利になってしまうと、人がより集まるのも必然。
すっかり観光地になってしまいましたね。


そのため流行る店・流行らない店の緩急も激しくなり、かつて私が秋葉原を訪れるたびに
寄っていたお店もいつしか消えていってしまいました。


某ビルの4Fにあった「キャラ」ってお店...覚えてる人いるかな...。


それでもやっぱり秋葉原はなくては困ります。
「脚を運んでアニメ・ゲームを買う聖地」としての地位は、おそらく揺らぐことはないと
思いますが移り変わる様を楽しくもあり、寂しくもあり見ていきたいです。


なんかちょっと寂しくなっちゃった。
それではまた、ごきげんよう。

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