2011年7月アーカイブ

台風一家は大切な物を盗んで行きました......それは、熱さです。
G.Fです。こんにちは。

いや、数日だけのオアシスでしたが、過ごしやすい夏でした。
上は誤字ではなく、なんとなく台風みたいな盗賊のファミリーが心の熱さを奪って行った、
みたいなストーリーをカリオストロ風に書いてみたら、元の季節の挨拶からかけ離れただけです。

節電傾向からするととても良い感じで、北海道の夏を思い出しました。
しかしながら、ひと時の夢。まぁ、ここからもう寒くなったら、それはそれで寂しいですが。
夏の暑さはそれが落ち着き始めると言いようのない寂しさが襲って来ますからね。
毎年来るのに。そして、来たら嫌がるのに。ツンデレですかね? 違いますね。

そう言えば、結局PS3を購入してしまいました。立ち直りは早いのです。
知人から譲り受けた形ですが、またまた初期型です。
やはりPS2ソフトを葬り去るには思い出が詰まりすぎています。
そうそう遊ぶことはないでしょうが「いつでも遊べる」気持ちが大事です。
20代の大半を捧げたガンダムのVSシリーズが、あの、コインを投入し続けて研いた技術が、
世代交代であっさりと灰燼に帰す感じはいい思い出です。
連邦VSジオンから連合VSザフトまで愛機を駆り、戦場を駆け巡りましたよ。
使いにくいが使い方次第で化ける機体が大好きでした。
ゲーセンで名前も知らない戦友がたくさんできましたよ。

しかし、最近はそういう文化もオンラインゲーム、ネット上に移ってきているのですかね。
最近のゲームハードはオンライン、通信が主流です。
しかし、ADVでは追加コンテンツなど以外だと、なかなかゲーム内容とのリンクが難しいです。
以前、オンラインのギャルゲーがありましたが、時期尚早だったのか、あまり盛り上がらなかった
記憶があります。

SNSなどでは、近い感覚のソフトがあるようですが、パッケージ発売のADVで、
ネットワークをうまく活用できる方法はないでしょうかね。
しかし、ネット上でヒロインを取り合う、なんてことになったら修羅場しか想像できませんね......。
ADVはある種、自分だけの世界へ入り込む感覚があると思うので、それを崩さず、交流できる
方法なんかがあると面白そうですが......。
最近だとラブプラスが色々とやっていて面白いですね。
ADVの形も進化していくのでしょうか。自分も色々考えてみたいと思います。


さて、勝手に応援分室~まじこいS 初夏の陣・木~。

夏のイベントが色々始まってきましたね。
週末にはワンホビがあったようですし、コミケまでも、一月を切っています。
みなと関連グッズ情報も出ているので、チェックして待機です。

そして、今週のサンプルボイス公開は、メインヒロイン(個人的)が公開でした。
いや、安定していて良いですね。
そして新キャラのボイスも、これまたしっかりハマって感じました。
今週の一枚と合わせて良い感じですね。いや、良いです。

そして、ここ毎週一番下のサンプルボイスが驚きなのですが、今週もまた......。
いやいやいや......Sでは、より「武」のイメージが強くなりそうですね。
戦い、というだけでなく、時代物と言うか雰囲気と言うか......。
このマッチングがそれまでのまじこいに相乗されることでどうなるのか、楽しみです。


ではでは今回はこの辺で。


ディレクター G.F

強くなりたい!強くなりたい!

|
ごきげんよう、のえるです。


『強くなりたい!強くなりたい!』


夏の暑さが不可思議な今年。
春先に大きなこともあり、今年はどんな年になってもおかしくないという心境。
そんななかでも時間は過ぎていくのですよね。

気付けば学生が夏休みシーズン。
となればいいよ夏コミまで一ヶ月付近という証。

各社から夏コミの新製品とも言うべきグッズやらなにやらが出てきてますね。
どんなものが...ほうほう、今度は「OTOMARI SET」。お泊りセットですか。

...何かって、そんなの「けいおん!!」に決まってるじゃないですか。
あずにゃんのコミケセットですよ。
前回も前々回もあずにゃんのセットは大人気です。当然買うぞー。


とはいえやっぱり会場には行かないんですよ。
あの暑い中(冬コミは寒い中)並ぶほどの気力も体力もありません。
コスパさん、後販売ありがとう。

しかし夏の暑さヌキにしても大分ヘバってきました。
ここ最近の作品の声優さんなんて、結構なメインキャラをやってる声優さんでさえ
私の年齢の半分いってない子もちらほらと。
ヤックデカルチャーですよ、ホント。
心身ともにもっと強くならないとアカンです。


今期は夏アニメが豊富で優良なのが多いので、休みの日に散歩に出かけるようなこと
もめっきり減ってしまいました。
随分浅草寺に行ってないなぁ。

あそこってなんか落ち着くんですよね。
早朝でまだ誰も参拝者がいない時とかは、空気がピーンとして昼間と違った雰囲気が
またよかったです。
ちょっとまた脚を伸ばそうかな。


あ。
その前にパソコンを新しくしないと...。
さすがに今時CPUがデュアルではキツイですね。
アップついでにWindows7になるから、そっちもいろいろやっておかねば...。


というところで今週はこのくらいで。
それではまた、ごきげんよう。

梅雨明け⇒猛暑⇒台風

|
梅雨明け⇒猛暑⇒台風
権藤が殆ど投げられないようなコンボですね。
G.Fです。こんにちは。

久々の祝日があり、世間はいよいよ夏本番、と言う感じですね。
真夏に向けて、熱に浮かされるように盛り上がってくる感じは気分もわくわくして
大好きです。でも、暑いのだけは、かんべんな。

夏は、暑さゆえ思考が鈍ったりするのですが、それでも夏の内になにかやり遂げたい、
という、妙なやる気と焦りを感じます。
学生の頃の部活なんかの影響でしょうかね。

現在の仕事では、スケジュールが長期に渡ることが多いので、夏に何かを!
というのはタイミングが合わなければ難しいですが、自分の勉強的な意味で
何かを形にするのはしても良いかと思います。
現在は文章を書く仕事ではなく、見て統括する仕事に就いていますが、本来は文章が
書きたかった人間なので、自分で文章力を鍛えて行きたいなと。
自分で書くことで、他人の文章を見る目も変わります。
長い文章を書くことが既に才能、もしくは努力の賜物なので、一線で活躍する
シナリオライター、小説家は尊敬の対象です。
自分がADVが好きなのも、文章が読めるゲーム、ストーリーが最も楽しめるゲームだからですし。

シナリオについて学校などで正しく学んできたわけではないので、我流と感覚で書いて
しまうのですが、自分で「こうした方が良い」と感じていたことに、理論づけがなされていたり
そういう理論を持つライターと話をしたり、教本を読むのも今更ながら面白いです。

年齢的にも区切りの年なので、まだまだ日々勉強しながら前に進みたいと思います。


前向きと言えば、なでしこJAPAN素晴らしいかったですね。
中心選手の沢選手くらいしか知らなかったですが、逆に言えば基本野球好きの自分にも、
女子サッカーと言えば、という感じで代名詞として長年活躍してきている選手です。
男子で言えばキングカズに相当するのではないかと思います。
しかし、W杯の優勝......サッカーの頂点を決める大会で頂点に。
特に今年ある有名な世界大会で頂点を獲ったことはまぎれもなく日本中に勇気を与えてくれたでしょう。
奇跡、と言ってしまうのは選手たちに失礼でしょうが、奇跡が起きる可能性を、希望を皆に抱かせて
くれた、最高の結果でしたね。
被災地に届いて欲しい。気持では飯は食えないが、気持ちが沈めば未来は見えませんからね。



さて、勝手に応援分室~まじこいS 初夏の陣・菊~。

ついにこの時期がやってきましたそうコミケ。
良いこと言った後にすぐこのテンションになれるのは夏だからです。

さっそく今年のみなとそふと関連グッズが公開され始めましたね。
今年はSのキャラクターもグッズに登場してさらに華やかな模様です。
新キャラのディフォルメイラストも可愛らしい......良いですね!

そして、まじこいSのHPでは「今週の一枚」に立ち絵が登場......。
おぉぅ、本素材の公開が増えてくると、ワクワクが止まりませんね。

ボイスサンプルも継続して公開中です。
既存キャラは、もうキャラに声がなじんでいるので安心して聴けますね。
そしで新キャラも、イメージ通りの声で嬉しい限りです。
プロフィール以上の存在感が徐々に感じられて毎週楽しいですね。

......それにしても、今週の新キャラに度肝を抜くサンプルボイスがありました。
是非是非、だまされたと思ってみなとそふと様のHPへ。


それにしても、夏に出た感覚が強いせいか、まじこいは夏のゲーム、という感覚です。
台風が通過したら、「同級生」と「まじこい」を遊び直そうかと画策中です。

ではでは今回はこの辺で。


ディレクター G.F

モノの見方/見せ方

|
ごきげんよう、のえるです。


『モノの見方/見せ方』


秋葉原電気街口のすぐ横にあるラジオ会館。
こちらの老朽化が進み取り壊しとなるので、中にあるK-BOOKSやコドブキヤ等アキバ常習
者は大変お世話になっている店も移転となりました。
そのK-BOOKSが少し前に移転オープンし、コトブキヤももうすぐ開店です。

とりあえずオープンしてすぐK-BOOKSへ行ってきましたが...いままでと印象がまるで違い
ました。
何より感じたのが「品数の豊富さ」。
元々のビルよりも1フロアの広さが違うというのもあるかもしれないが、なぜ視覚的に
ここまで違うんだろう...と疑問に思いました。

そして以前のラジオ会館時のK-BOOKSを思い出してみると...なるほど。

新店と旧店の新刊フロアの一番の違いは「本棚の高さ」でした。

旧店では平積みの最新巻エリアはともかくとして、それ以外の既巻コミックが並んでい
る棚の高さが私の身長よりも低かったのです。
その為、フロアの端から途中の区分境界用に立ててある本棚までフロア内を見通すこと
が出来ました。

その点新店では平積みは以前と同じ感じですが、それ以外の場所の本棚が平均身長より
も断然高い位置まである本棚になってます。
それゆえに同スペースでの置ける冊数が格段に多くなってました。

人間の「視覚効果」として「家具等が視線よりも低いと広く感じ、高いと狭く感じる」
という心理効果があります。

普通ならば「広く感じる」方が良いのでは?と思うものですが、こういった商品を多く
並べている店舗...ましてや秋葉原のような街では必ずしもそうとは言えません。

わざわざ秋葉原にやってきた人間は、所狭しとならべられた商品軍団の中をウロウロし
ながら視覚的にも楽しむことを良しとする感覚が多々あります。
また、ただ歩いているだけで視覚にはいりやすい160~175cm付近の棚に、今売れている
商品などを入れておくと非常に有効です。

あと...これは私の感じたところですが、今までよりも格段に商品を並べるスペースが増
えたなぁと。
それによって今まで「商品として並べられるモノだが、置く場所がない」という理由で
店頭に並んでいなかったであろう商品も数多く並んでいるなと感じた。


店舗が移動しても、店の体制が変わってワケではない。
でも「所変われば品変わる」ではないけど、非常に良い新店舗展開だなぁと思った。

コトブキヤの新店舗も楽しみです。


というところで今週はこのくらいで。
それではまた、ごきげんよう。

梅雨終了のお知らせですね。
G.Fです。こんにちは。

暑さが尋常じゃなくなってきており、節電と暑さのはざまで色々なグッズが
出てきています。
自分も、水でぬらすとひんやりするスカーフを購入し、使用してみています。
地震も最近また、少々増えて来ているので改めて防災グッズの見直しですね。
用意してから、時間も経過しているので、賞味期限や使用期限など確認して
おいた方がよさそうです。

さて、夏になると、夏の映画や漫画、小説などが見たくなります。
夏に見るからこそ、作中のセミの鳴き声や、暑さの表現が身近に感じ、入り込み
やすいのでしょうかね。

最近金曜ロードショーでジブリが続いているようですが、自分は見れていないので、
結局レンタルして見てしまいました。
「天空の城ラピュタ」と「千と千尋の神隠し」それと、夏の定番「サマーウォーズ」です。
ジブリ作品は、綺麗な表現で、夏に見ると良い作品が多いですね。
サマーウォーズは「時をかける少女」と同様、マッドハウス制作で貞本さんがキャラデザです。
こちらも夏に見ると、より熱さが伝わってきて、暑くなるとみたくなりますね。

また、学生の頃は夏休みに夏が似合う漫画を一気に読み返したりしていました。
「タッチ」は何度読み返したことか......甲子園がメインなので、夏のイメージが強いですね。
「きまぐれオレンジロード」なんかも読んだ気がします。出会いが麦綿帽子だからですかね。
上記2作は、実はタイムリーに見ていたわけではなく、当時既に完結しており、
自分自身から見ても古い作品でしたが、昔は完結した漫画の一気読み、が好きで
古本屋には大変お世話になりました。
思い返してみると、自分より少し上の世代の人気漫画なんかにはまっていましたね。
しかし、そうすると漫画が一気に増えるので起き場所にかなり苦労しました。
最近は、流石に置き場所に困るのでまとめ買いはしていませんが、夏ですし、
何か読んでみたいですね。

のんびりしたいなら完結していませんが「よつばと」もいいですし、
新しいものを探すなら、久しぶりに古本屋巡りでもしてみましょうか。
忙しくなる少し手前なので、今のうちに英気を養っておきましょう。


さて、勝手に応援分室~まじこいS 初夏の陣・喜~。

今週もサンプルボイスが続々と公開です!
新キャラも、個人的には声があっていたのでうれしい限りです。
色々な関係性が見え隠れ、楽しみですね!

とりあえず、新キャラの中では弁慶さんがイチオシなので、その公開も楽しみに待ちましょう。
弁慶と言えば、ザ・グレートな私でしたが、今回のSで名前に対するイメージが変わりそうです。


ではでは今回はこの辺で。


ディレクター G.F

本当の夏が来た

|
ごきげんよう、のえるです。


『本当の夏が来た』


と言っても別に渡辺美里の歌のコトじゃないよ?

ここ最近の暑さ、お店に並ぶ冷やし系メニュー、いろんな要因で「夏」を感じますが、
やはり一番「夏が来た!」と思うのは、


夏アニメ本格スタート!


これですね。

元々原作が好きで読んでいた「ロウきゅーぶ!」や、今度は正統派内容で勝負の「アイ
ドルマスター」、他にもいろいろと注目作品があります。
でもその中で一際「おっ!?」と目を惹かれた作品は。


「異国迷路のクロワーゼ」


です。
舞台は仏蘭西・巴里。そこに奉公にでた女の子・湯音の物語なのだが、その子の描写も
さることながら巴里の町並みが綺麗で。

とても作品の雰囲気がいいので「誰が手がけてるんだ?」と思いスタッフ名を見ると、
シリーズ監修に「佐藤順一」氏の名前が。
ああ...納得。これはいわば「ARIA」の後継作品なんだ。

内容云々ではなく、あのARIAがもっていた素敵な雰囲気と同じものを持った作品な
んだと理解しました。これは期待。

佐藤順一氏が手がける作品はいつも「何か」があります。
前述に出たARIAではネオ・ベネツィアの描写と「水」の表現が秀逸でした。
他にも「ど真ん中青春サクセスストーリー」として名高い「カレイドスター」。日本で
はなじみの薄い「サーカス」をテーマにしてここまでの作品が出来るのは凄い。

なんというか...こういう人って「思いつき」もすごければそれを実行する「行動力」も
凄いんですよ。ただただ尊敬。
そうなんですよね。「こんなことしたいな」という「思いつき」はいわば誰でもできる
範囲のことなんです。アニメ業界の人間にかぎらず、ズブの素人でも。
でもそれをきちんと「行動」して「形」にできるのが凄い。
結果を見て「先にやられちゃったなぁ」と言うだけなら誰でも言えますからね。

だからこそ作品を作る立場の人間は、日々模索するんですよね。
相変わらず色んなアニメを見て、気になった部分はフレーム送りで見たりしてます。
後の自分の為に...なんてね。


というところで今週はこのくらいで。
それではまた、ごきげんよう。

夏、解禁!

|
夏、解禁!
G.Fです。こんにちは。

七月に入ってしまいました。2011- シーズン2ですね。
事件はネット上で起こっているんじゃない! リアルタイムで起こっているんだ!
......いろいろごちゃまぜです。

最近映画館にあまり行けていないので、邦画を見ていないなぁ、と。
ドラマの延長上の映画は、ドラマを見ていない場合、二の足を踏みますし、
漫画やアニメの映画化は、原作好きだと二の足を踏みます。

洋画の話題作のレンタルはたまにしているんですけどね。
最近また、夏になってきたので気分のサイクルが「爽やか系」を求めているので、
邦画の方が(notダジャレ)良いと思うので探してみましょうかね。

アニメではここ数年あった「時をかける少女」「サマーウォーズ」あたりが
とてもよかったですが、今年は「とある飛空士への追憶」が秋に控えています。
原作のラノベが、単刊作品なのにすこぶる評判が良いので気になっていましたが、
これをマッドハウスさんで映画化してくれるとは......。期待大です。

まぁ、映画館に行けるか微妙な時期ですが......。

いやいや「時間は作る物」という気持ちで頑張りましょう。
アグレッシブに活動している人は、自分より多くの作業を抱え込んで、なおかつ
息抜きもしっかりしている。見習いたいものです。


さて、勝手に応援分室~まじこいS 初夏の陣・城~。

今月から梅雨ではなく夏の気分で参りましょう。
そんな夏のサンプルボイスは、主要メンバー3名と新規2名の大判振る舞い。
主要メンバーのセリフの中にも、様々なストーリー展開を予想される言葉が
入っているのでそういう意味でも要チェックです。

して、新規はこれまた渋い......まじこいファミリーにパワフルな方が入りましたね!

ちなみに、現在発売のG'zマガジンに公開されている新キャラクターの存在に
気が気ではありません。どういうポジションでの登場なのか、続報まで待機!


新情報の公開が続いて盛り上がってきていますが、最近漫画版の影響もあり、
じわじわと心が可愛くなってきています。
最近「バカかわいい」キャラが好きになりつつあるのでピッタリですね!
ワン子と心の活躍にも慈愛の心で期待しましょう。


それでは、川神通信Sの紋様の最後のセリフにドキッとしてしまったダメ人間でした。

今回はこの辺で。


ディレクター G.F

ごきげんよう、のえるです。


『クリエイターの魅力は"良い意味で"の裏切り』


アニメ「化物語」や「刀語」で多くのアニメファンにも認知された作家、西尾維新氏。
かくいう私もその一人なのだが、このたび氏の描く「化物シリーズ」の最新作が発売され
た。

概要はファンより「ラスボス」などと賞されて愛されている「千石撫子」という妹の友人
で主人公に好意をよせているキャラ。
ただ主人公には「本当の意味で」お似合いの彼女がいる。
だから読者はその先どうなるのか...を知りたがってしまう。

この「化物シリーズ」は順列が破天荒であったりもするが、概ね時間が経過する世界。
そのため「いつか撫子が彼女と相対する日もあるのか...?」などという想像も。
何より本編「化物語(下)」では、色々と撫子は「やりっぱなし」な事項が多かった。

それらを含めた何かしらの話を、ようやく読める...!

そう思い購入することはなんら不思議はなかった。
なかったと思いたい。


ただ...作者が「西尾維新」だったという一点を除いて。


結果。

感想をわかりやすい単語でいえば「面白かった」だと思う。
じっくり読み進めようと思ったのに、結局購入したその深夜に読み続けて読破してしまっ
たのだから。

じゃあ「満足したか?」といわれると、返答に困ってします。
「不満があったわけじゃない。でも満足じゃない」
という複雑な心境になった。

でも作者に対しての思いはこれで決まりだろう。→「スゴイ!!」

アニメ化され多くの人に認知された中での新刊は、展開も含めて大変な時代。
それでもこの新刊は「西尾維新の すごい 裏切り」とでも言うべきか。
何度も言うけど「いい意味で」である。

裏切りというより、待ち続けたファンの思いを超越した展開を提供してくれた、と言うと
意味がわかりやすいか。


ともかく今回の氏の新刊、その内容=体制が色んな意味で刺激的だったのは事実。


「ああ、"本物"ってこれなんだ」


と実感させられた一冊でした。
これがまたしても「いい意味で」自身の励みになると嬉しいのですけどね。


というところで今週はこのくらいで。
それではまた、ごきげんよう。