のえる: 2012年3月アーカイブ

いよいよ発売です

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ごきげんよう、のえるです。


『いよいよ発売です』


PS3ソフト「真剣で私に恋しなさい!R」がいよいよ発売です。
というわけで今回の日記、PS3版の話を改めてしてみようかと思います。

まず内容ですが、これは散々言った通り「PC版を素直に移植」です。
とはいえPC版は年齢制限がありますので、そういった部分は家庭用にあわせた表現になっ
ています。
とはいえ大切なストーリーはそのまま。面白さもそのままです。

そんなPS3版は家庭用ゲーム機ですがハードディスクが搭載されていますので、ゲームの
データをあらかじめインストールしておくとゲームが快適に遊べます。

特に今回PS3版には「バックスキップ機能」をつけました。
普通の「スキップ機能」は物語を早送りする機能ですが、これは文字通り「逆方向に物語
を早送り=巻き戻し」をする機能です。
つい文章を送りすぎてしまったときなど、即時戻ることができます。

またPC版にもあった選択肢への前後ジャンプ機能もありますので、何度も遊ばれる方はス
トレスなく遊んでもらえるようになってます。

...あと。
これは実際に遊んでもらえばわかるのですが。

PC版はゲームを終了する際にちょっとした会話が展開されてましたね。
PS3版ではゲームを終了するとクロスメディアバー画面へ戻ってしまいますが、実はこの
会話イベントも全て収録されています。
これを見る方法はゲームを終了するのではなく、タイトル画面へ...と。
ここまで書けばわかりますね?
会話を見るために毎回ゲームを終了する必要はないので、PC版で全てを見てない人はこ
のPS3版で全制覇を目指すのもいいかもしれませんよ?

尚一度見た会話イベントはおまけモードで全て見れます。
おまけモードを全て埋めることを目的にしてみるのもアリかも。

何はともあれ。
3/22にPS3ソフト「真剣で私に恋しなさい!R」発売です。
どうぞよろしくお願い致します。


というところで今週はこのくらいで。
それではまた、ごきげんよう。

設定の提供と押し付け

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ごきげんよう、のえるです。


『設定の提供と押し付け』


今期のアニメは色々と面白いので沢山見ている。
中でもここ最近少なくなってきたロボアニメが秀逸。
「アクエリオンEVOL」と「輪廻のラグランジェ」がそうなのだが...今週だけはちょっと
様子が違った。

というのも私の住んでいる所でこの作品を見る場合東京MXで視聴するのだが、どちらも
日曜日の夜と深夜に放送される。
自然連続してロボットモノを見れるのだが...今週はどちらもロボ戦なし!

話の展開も「敵対する勢力の一人が主人公側に偵察的な感じでやってくる」というような
内容で終始している。
※細かい部分は違うけどそのあたりは誤差で。

要するにロボアニメ第一段階の「正体不明な相手とある程度交戦」という段階を終り、
相手側が情報収集で乗り込んでくるとかそういった段階に入ったと。

しかしなんでしょうね。

正直言ってしまうと今のアニメ放映スケジュールでは、その意味合いが発揮できないので
はないかなと思う。
敵対勢力どころか主人公側にもまだ感情移入できてない昨今、よくわからんキャラが乗り
込んでくる展開は蛇足に感じてしまう場面も多々。

スケジュールや物語進行で仕方ないのだろうけど、見ている側が準備できてないのにどん
どん色々上乗せしてしまうのはもったいないきがする。
もっとも「準備できてない」のが世界で私だけだというオチもあるのですけどね。


こういう「設定の提供」が「設定の押し付け」になってしまうのは、アニメだけでなく
ゲームでも注意しないといけないことです。

以前とある恋愛アドベンチャー系ゲームを遊んだとき、プロローグ冒頭でいきなり彼女
にフラれてはじまる...という作品がありました。
私はそのゲームの予備知識をほぼ持たずにプレイしたのでその時の感情は「ショック」
というより「何だコイツ?」となってしまいました。

しかしゲームの中にいる私の分身のハズの主人公は、その元カノに会うと気まずそうに
したり未練があったりするような素振り。
でも私としては「鬱陶しいなぁ」と感じる相手。
そうなるともうプレイヤーキャラの行動に感情移入なんてできませんでした。

「これはそういう設定の物語なんだよ」

というのは分かります。
しかし積み重ねが何もない現実の感情はそう簡単には納得してくれません。
結局その他のヒロインは丁寧にプレイしたものの、メインヒロインだけはフルスキップ
でさっさとクリアだけした記憶があります。

遊ぼうとしているプレイヤーに「こうあって欲しい」という感情をちゃんと与えること
も物語には必要なんだなぁと痛感しました。


というところで今週はこのくらいで。
それではまた、ごきげんよう。