生存報告。私たちは無事です。

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生存報告。私たちは無事です。
G.Fです。こんにちは。

この日記を始めた際に、冗談も込めて開発スタッフの生存報告も兼ねて......
と書いた記憶があります。
それが、本当にそのような内容を書くことになるとは思いませんでした。

もちろん、私たちは直接被害にあったわけではありません。
揺れに恐怖はしましたが、それだけです。
地震発生から一週間。電車の関係で出社できず、自宅作業となっていましたが、
本当に友人、親戚の生存確認を行っていました。
実家は違うのですが、親戚や友人が福島、岩手に住んでいます。

幸いなことに、親戚とは連絡が取れ、友人はパーソンファインダーと電話にて無事が確認できました。
しかし、親戚の住む福島では、未だ原発の問題が重くのしかかっています。
また、叔父は自衛官として、岩手にて活動を行っています。

自身には被害と言える被害はありませんでしたが、関東も無関係ではありません。
被災地とは雲泥の差でしょうが、これほどまでに世間の空気が変わるのを体験するのは初めてで、
戸惑いと不安の中、日々を過ごしていました。
大きい地震は、震度5程を2度ほど実家で体験したことはあったのですが、その後の被害の大きさは
比べられません。阪神大震災の頃は、ニュースに恐怖はしましたが、被災地は遠く、
実感は薄かったのだと思います。

しかし、今回は間接的とは言え、地震を体験し、多くのことが実感として感じられています。
地震から10日ほどが経ち、余震の数も減ってきましたが、まだまだ「震災直後」です。
そんな中、自分たちの仕事を「いつも通り」こなすことは非常に葛藤、不安もありますが、
復興の為にも、元気な人から動き出し、笑った方がいいだろう。と思っています。

個人でできることとしては、節電、募金は私も行っています。
地震以降暖房はつけていませんし、他の節電に関しては、元々小規模ながら節電を
行っていたので、待機電力などは気をつけていましたが、意識を高く持って、
他の機器も使う時のみ電気をつけ、使用自体も避けられるものは避ける、としています。
募金も、情けないですがまとまった金額を出せるほど余裕がないので、小規模ながら「継続して」
募金するようにしてます。

日々、できることから少しづつ。そして、立ち直った時に、笑えるようになったときの為に、
楽しい作品を、作っていこうと思います。


みなとそふと様も、がんばって仕事を続けているようです。
こちらも負けずに仕事をしようと思います。


それでは今回はこの辺で。


ディレクター G.F